シャープは2億枚生産
マスクといえば、人気のあまり抽選に応募が殺到して話題となった「シャープマスク」がある。シャープは、新型コロナが流行する以前はマスク市場に参画していなかったが、国内でのマスク不足を受けて2020年、三重県の工場で生産をスタートさせた。
シャープマスクは生産開始から約1年で累計生産枚数は2億枚を達成。これを記念して、マスクが一律10%オフ価格で提供されるキャンペーンも実施された。今でこそ手に入りやすくなったものの、現在も抽選は毎週実施されている。
シャープの2億枚も相当な数だが、アイリスオーヤマはその13倍だ。シャープはひとつの工場で生産し、店頭販売はなし。これに対しアイリスオーヤマは6か所の拠点で生産。販売チャネルも薬局など幅広い。改めて「26億枚」という数字に驚かされる。