数年前から「書店業」に注力
CCCでは、新しい「ライフスタイルの提案」をミッションに掲げている。これに基づき、公共サービスや地域共生に関わる事業、インターネットサービスを企画している。レンタル事業のみにとらわれていないということだ。
中でもとくに、数年前から「書店業」に注力しているという。現在、同社はレンタルショップのTSUTAYA以外にも「蔦屋書店」や、書店とカフェを融合した店なども展開しており、全国に合計約1100店舗あるとのこと。
同社広報室は取材に対し、書店業については、
「(店舗全体での)2020年の書籍・雑誌販売額は1427億円と過去最高額を達成しました」
と説明。書店とカフェの融合を軸に、「コンテンツを複合的に展開する『ライフスタイル提案型』の店舗を2020年は全国に34店舗オープンいたしました」。また今後は中国を中心に、海外への出店も進めていくという。