漫画家・高橋留美子さんの「超人すぎる」タイムスケジュールが衝撃をもたらしている。本人が2021年6月1日に開設した公式ツイッターに、「読者から昨年寄せられた質問に対する答え」が再掲載されたことで明らかになった。
「常人ならば命を落とす」「鬼」との指摘がなされる過密ぶりに、誤記なのではと疑いが向けられるほどだ。公開情報によると高橋さんは、2日間で「3時間しか寝ていない」。
「ナポレオンが日本にもいた」
驚異のタイムスケジュールは以下の通りだ。
午前中~ キャラのペン入れ7~8枚 12:00~ 昼食や家事 16:00~ 読書や家事 19:00~ 夕食や家事 21:00~ 作画スタート 翌日 9:00~ 一旦終了、就寝 12:00~ 昼食や家事 16:00~ 作画スタート 19:00~ 休憩・夕食 20:00~ 作画再開 翌日 9:00~ 終了 が多いですね。
あくまで「作画期間で言うと」という前提だが、「就寝」という言葉が出てくるのは、たった一度だけ。21時に作画を始め、翌朝9時に終了した後、「12時~昼食や家事」までの間に3時間休んでいるという。忙しい作画期間にも「読書」時間を作っていることに驚くツイートも見受けられた。
また、あまりのショートスリーパーぶりに、睡眠時間が非常に短かったと伝えられるフランス皇帝・ナポレオンを連想し、「ナポレオンが日本にもいた」と呟くファンがいる。漫画を描いているユーザーの中には、高橋さんの作業速度の凄まじさに脱帽し、「漫画を描く楽しみで疲弊を相殺している」のではと見る人もいた。
「生き物として強すぎる」「さすが天才」という称賛の一方で、しっかりと休んで長生きしてほしい、もっと睡眠時間を確保して、と高橋さんの体を気遣う声も多数上がっている。