各種家電およびパソコン関連などを扱うLGエレクトロニクス・ジャパン(東京都中央区)は、ハイエンドブランド「LG UltraGear(エルジー・ウルトラギア)」シリーズから、32型のゲーミング液晶ディスプレー「32GP83B-B」を2021年6月上旬から順次発売する。
各種ゲーミング機能を実装
応答速度1ミリ秒(GTG=中間階調応答速度)の「Nano IPSテクノロジー」採用のIPSパネルを搭載したWQHD(2560×1440ドット)ディスプレー。ゲームを高精細かつ迫力ある映像で表示できるという。
リフレッシュレートは165Hzで、FPS(1人称シューティング)など高速表示が求められるゲームジャンルでも残像感が少なくクリアな映像表示を実現した。「HDR(ハイ・ダイナミックレンジ)」に対応し、豊かで立体感のある色彩で再現する。
チラつきやカクつきを軽減し、映像をなめらかに表示する「AMD FreeSync Premiumテクノロジー」を備える。加えて「NVIDIA G-SYNC Compatible」認証を取得し、GPU(グラフィックス・プロセッサー)「GeForce」シリーズとの接続でもチラつきやカクつきを抑えられるという。
そのほか、表示遅延を抑える「DAS(Dynamic Action Sync)モード」、暗いシーンの視認性を高める「ブラックスタビライザー」など多彩なゲーミング機能を実装する。
市場想定価格は5万9000円前後(以下全て税込)。
また、4K(3840×2160ドット)表示対応の液晶ディスプレー2モデル、32型「32UP550-W」(市場想定価格は6万1000円前後)、27型モデル「27UP650-W」(同4万9000円前後)も同時発売する。