チーズではない新感覚の食感と味
家にある材料を使って手間なく仕上げられるのが「揚げヨーグルト」の魅力だ。「明治ブルガリアヨーグルト」400グラムに、塩とコショウをそれぞれ小さじ2分の1、はちみつを小さじ1入れて、よく混ぜる。キッチンペーパーをかぶせて輪ゴムで固定し、裏返して寝かせ、15時間水切りをした状態のものをスプーンに1杯程度とって薄力粉とパン粉をまぶし、きつね色になるまで油で揚げれば完成だ。
TASTEMADE担当者は「どうしても揚げ物を食べたい欲がある時に、ヨーグルトなら罪悪感が低く、おいしく味わえるのではないか」と語る。動画ではトマトソースをつけているが、チーズのような味わいがあるため、何もつけなくても十分おいしいそうだ。
「どのヨーグルトの形状が一番揚げやすくなるか」と試行錯誤を重ねる過程が、一番苦労したポイントで、結果「水切りヨーグルト」に落ち着いたそう。そもそも、なぜヨーグルトを「揚げよう」と考えたのか。
「ヨーグルトはすでに様々な料理にも活用されていますが、実は身近な『揚げる』という調理法が、ヨーグルトではあまりやられていない、ということに気付き、試してみたところ、チーズではない新感覚の食感・味の料理が誕生しました。斬新ながら、味も美味しかったので『揚げヨーグルト』でいこうと確信しました」(TASTEMADE担当者)