オンライン会議前にメンズコスメ アラサー男の顔がみるみる変わった

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【J子が行く】J-CASTトレンド記者「J子」とその同僚たちが、体を張って「やってみた、食べてみた、行ってみた」をリポートします。

   記者の「J助(じぇいすけ)」は、三十路を歩んで早数年。もうすぐアラサーとも呼べなくなる。

   そんなある日、同僚のJ子から「メンズコスメに興味ありませんか」とさそわれた。そろそろ、ちゃんと「美」と向き合わなきゃな――。

  • メンズコスメを試したら…
    メンズコスメを試したら…
  • メンズコスメを試したら…

コロナ禍で市場規模8倍

   J子に紹介してもらったのは、英国のメンズコスメブランド「WAR PAINT.(ウォーペイント)」。雑貨チェーン「ロフト」が展開する「ロフト コスメフェスティバルfor MEN 2021SS」(2021年5月31日まで)に出展していたので、そこに参加してみた。

「ここ1~2年、コロナ禍のオンラインでカメラを見て、自分で『こんな顔だったのか』とか『ちょっと肌くすんでるな』と感じる男性が増えて、市場的には大体8倍くらいになったといわれています」(以下、ウォーペイントジャパンの広報さん)
これがメンズコスメか...(手は広報さん、説明中の様子)
これがメンズコスメか...(手は広報さん、説明中の様子)

   たしかにZoomで会議するたび、小窓の自分に目がとまる。家呑み続きでの「むくみ」や赤ら顔を見ると、ちょっと恥ずかしくなってくる。

テレワーク中の筆者(1年前に撮影)
テレワーク中の筆者(1年前に撮影)

   広報さんから、こんな言葉をもらった。

「『隠す』というより『整える』。スキンケアの延長で、ちょっと気になる赤みやニキビ跡を整えるイメージで使っていただければ!」
スポンジでトントンする様子を教えてくれた
スポンジでトントンする様子を教えてくれた

   ウォーペイントは2018年、創設者の肌の悩みをもとに、立ち上げられたブランドだ。

   20年10月に日本上陸し、70か国以上に出荷されている。実際に商品を手に取ると、どれもウォー(戦い)の名前どおり、武器を感じさせる重厚感を持つ。

「メイクをするときって『今日キメていきたいな』とか、ちょっと戦いに行くような感じに使うものなので、男性のテンションが上がるようなデザインになっています」

   商品バリエーションも徐々に増え、21年6月3日には肌の凹凸を整える「プライマー」なども発売予定だ。

武器みたい
武器みたい

   背景はわかった、あとは実践あるのみ。いただいた商品を使って、在宅勤務のとある日、試してみることにした。

まずはBBクリームを塗ってみる

置いてみた
置いてみた

   まずはBBクリーム(3850円、以下税込)を指に取る。J助は比較的色白なので、2色あるうちフェア(明るい肌色)を選んだ。ウォーペイントの日本語版サイトにあがっている動画を見ながら、顔のあちこちに置いて、スポンジでたたき込む。

ビフォー(左)アフター(右)
ビフォー(左)アフター(右)

   ワントーン明るくなった。広報さんが「ちょっとコンビニ行くとか、オンライン会議の前とかだったらBBだけで十分です!」と言ってたけど、たしかにこれだけでも効果はわかる。じゃあ、コンシーラー(3190円)もつけたら、どうなっちゃうんだろう?

コンシーラーで赤みが消えた!

まずはのっけてみる
まずはのっけてみる

   目の下や眉間、ひげの周りを中心にトントントン......。

BBクリームのみ(左)→コンシーラー追加(右)
BBクリームのみ(左)→コンシーラー追加(右)

   眉間や口周りの赤みが落ち着いた。ちなみに、さっきから顔の輪郭がコロコロ変わってるのは、自撮りに慣れてないので、角度が一定じゃないから。もっと「映える」技術を身につけなきゃな。

   最後にフィニッシングパウダー(3190円)をブラシにとって、テカりが気になる部分にのっける。

フィニッシングパウダーをはたく前(左)と後(右)
フィニッシングパウダーをはたく前(左)と後(右)

   おー! 一気に落ち着いた。これだったら化粧してても、違和感を残さずにすみそうだ。ここまでで約20分、慣れてくればもうちょっと早くできるはずだ。

   テレワークが当たり前になって、徒歩数秒で「出社」できるようになった。そのかわり、玄関のカギ、最寄駅の改札、オフィス出入口のカード認証といった、気持ちを切り替えるポイントも減っている。

   そんなとき、仕事へのスイッチを入れる習慣としてのメイク、けっこうアリだな。問題は、ちょっとだけ早起きできるかだけど......。

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