佐藤健さん主演映画「るろうに剣心 最終章 The Final」が、現在大ヒット中だ。
オリジナルグッズも多数展開されており、2021年5月26日には、バンダイグループのBANDAISPIRITSから「一番くじ るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」が順次発売になった。ただ、取り扱い店舗が非常に少なく、くじが引けないとの嘆きが相次いでいる。
大阪3店舗、九州ゼロ
「るろうに剣心 最終章」では、今回の一番くじのグッズだけでなくオリジナル商品がいろいろ出ている。ワーナー ブラザース ジャパンは、関連グッズを約570種類もそろえた。バスタオル、マスク、パスケースにマグカップなど、ほとんどの雑貨を制覇する勢いだ。
剣心の一番くじは、セブン-イレブンとイトーヨーカドーの一部店舗で販売されている。景品には、作中の主要キャラクターのビジュアルボードやぬいぐるみ、名場面カレンダー、メモリアル皿、フォトカードセットがある。1回680円(税込)で、各店舗無くなり次第終了だ。
一番くじの公式サイト上では、このくじの取り扱い店舗の検索ができる。見てみると、全国では17都道府県のみでくじが引けるようだ。東京はじめ首都圏では比較的取り扱っている店が多い。一方で大阪では3店舗、青森、岩手、愛知はわずか1店舗しか扱っていない。
ツイッターには、あまりの少なさに悲しむ書き込みがある。とくに九州では取り扱い店舗がなく、残念がる人は多い。このくじでしか手に入らないグッズのため、楽しみにしていたファンもいただろう。
1万円以上で既に高額転売
一番くじの景品は、すでに転売の餌食になっている。フリマアプリ「メルカリ」には、多数出品されている。
記者が確認する限り、くじ1回分の4倍以上の価格で取引されているものが多い。佐藤健さん演じる緋村剣心、新田真剣佑さん演じる雪代縁、有村架純さん演じる雪代巴のビジュアルボードの出品も目立つ。
中には、雪代縁ぬいぐるみや剣心のビジュアルボードが1万円以上の高額出品も見られた。