ワクチン大規模接種センター東京で「空き」 家から遠い、券が届かない...二重予約も

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   コロナワクチンの予約・接種で心配されていたことが現実となっている。

   東京では、政府の大規模接種の予約センターと、自分の居住自治体の両方で「ダブル予約」をした人がかなりの数にのぼるというのだ。2021年5月26日の昼ニュースで各社が報じている。

  • 高齢者のワクチン接種、多くの自治体では予約しにくい状況が続いているが
    高齢者のワクチン接種、多くの自治体では予約しにくい状況が続いているが
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約5人に1人が予約取り消さず

   24日から始まった大規模会場のワクチン接種。テレビ朝日によると、東京では4876人が接種した。世田谷区によると、このうち同区内の人は819人。そのうち172人が、25日の時点でまだ区の接種予約を取り消していなかった。担当者が、政府の導入した「ワクチン接種記録システム」を確認して判明したという。約5人に1人が区の予約を取り消さずに二重で予約をしている状態になっていた。

   ワクチンの接種は、地域での接種予約が先行していたが、最近になって政府の大規模接種センターの設置が決まった。予約システムの欠陥から、両方で予約を取ることが可能な状態になっているなどの問題点が指摘されていた。

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