さらに楽しむなら
ただ見る以外にも楽しみ方はある。国立天文台のウェブサイトでは、月食のスケッチ用紙をダウンロードできる。大阪市立科学館ウェブサイトは、用紙のプリントアウトを推奨している。どの時刻にどのように月が見えたかをスケッチしていくと、月食の進み具合を実感しやすくなるという。
皆既月食中の月は赤く光るが、実は色合いは毎回異なる。月の色を表現するスケッチも残しておくことで、将来また皆既月食を観察するときに、色の違いを実感できるとのことだ。
また皆既月食中の赤い月は、肉眼で感じるよりもカメラに写りにくい。スマートフォンなどで撮影する場合、露出や感度の設定を調整する必要があると解説している。