コロナ第4波、小学校でもクラスター 自治体によって「公表」にばらつき

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変異株は全ての年齢層で感染しやすい

   西日本新聞は4月25日、「第4波は子どもにも猛威 変異株疑い割合高く学校警戒」という記事を公開している。

   その記事では、ゲノム解析による4月19日時点の全国の変異株確定感染者を年代別にみると、10歳未満は7・5%(従来株2・9%)、10代は11・1%(同6・7%)。福岡県内も同様の傾向で、今月11日までの変異株感染疑いのうち、10歳未満は5・2%(同2・9%)、10代は13・3%(同7・2%)というデータが出ていた。

   「変異株は全ての年齢層で感染しやすく、(行動範囲が狭いため)感染の広がりの最後に位置していた子どもにまで及ぶようになっている」という長崎大の森内浩幸教授(小児感染症)の分析も紹介されていた。

   コロナ第4波は東京や大阪以外の大都市や周辺部でも感染者が増えている。自治体によるコロナ情報の格差は以前から指摘されているが、変異株は学童など低年齢層にも感染しやすいとされているだけに、保護者にとっては心配だ。感染情報の発信については、従来以上のきめ細かさがのぞまれる状況となっている。

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