新垣結衣さんと星野源さんの結婚発表に、多くの人が驚いた。新垣さんとはかなり年齢の離れた40~50代の「おじさん」たちも、「ガッキーロス」に見舞われている。ツイッターには、結婚を知った父親から悲しみ溢れる連絡が届いた、との投稿が複数みられる。
J-CASTトレンドは、新垣さんの結婚でショックを受けた複数のおじさんの胸の内を探った。ガッキーロスの理由は恋愛感情ではないというが、どんな気持ちなのだろう。
しばらくは心の整理がつかなかった
10年ほど前に新垣さんのCMを見てファンになった50代の男性。新垣さんについて、透明感と女の子らしさがあり「あんなに純粋な笑顔ができる人が、悪い人のはずがない」と魅力を語る。
結婚を知った直後は「聞いてないよ」と驚き、落胆した。そして、結婚相手の星野さんに対して怒りが湧いてきたそうだ。この男性は、いつかは新垣さんも結婚すると思っていた。それでもショックのあまり「良識ある大人」として冷静な判断ができないほど、しばらくは心の整理がつかなかったと話す。そんな姿をみて、妻と娘からは「バカじゃないの」と冷ややかな目が向けられた。
しかし、発表から1日経った時点で心境に変化があらわれた。
「年頃の女性なのだから、結婚して幸せになってくれたら」
こんな親心のような気持ちが強くなった。
「星野なら仕方ないか」
別の50代男性は、とくに新垣さんの大ファンではない。ただ、「娘が昔読んでいた雑誌に、当時10代そこそこの新垣さんがモデルで出ていて、その頃から知っています。結婚を知ったときは『おいおい』って感じ」と明かす。
新垣さんは、2001年に女子小中学生向けのファッション誌「ニコラ」のオーディションでグランプリを獲得。2005年までは同雑誌の専属モデルを務めていた。
「こっちはニコラ時代からガッキーに目をつけていました。ずっと活躍ぶりをみていて、ここにきて急に星野源と結婚って。親心みたいなものがあったので、一瞬ショックだった」
しかし、「誠実そうだし星野なら仕方ないか」と、結婚の事実を受け入れたと話した。
別の40代の男性は、「まさか」と結婚が信じられなかったそうだ。
この男性は、2008年に医療ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」を見て新垣さんのファンに。もちろん、新垣さんと星野さんが出会ったドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」も全話見ている。「逃げ恥も、飾らない自然な演技が好きでした。そこで共演してガッキーの心を掴んだとは、星野さんはよっぽど素敵な方なのでしょうね」。
最後に男性は「寂しさもありますが、ガッキーの幸せを一番に願っています」と話した。
今回の結婚は、新垣さんを10年以上見つめ続けてきた男性たちの「親心」をざわつかせたようだ。