匿名だが反応をもらいやすい
他人のフォロワー数が確認できなかったり、性格診断を求められたりと、ミステリアスな部分もあるSNSだ。
「Gravity」の運営元に取材すると、性格診断を活用することで、相性の良い「星」の投稿が流れてくるように設定していると運営担当者は話す。
またフォロー・フォロワー数が見られないのは、「フォロワーの目を気にして思ったことが投稿できない」といった「SNS疲れ」に着目して開発したからだ。好きに自分の思ったことや感じたことを投稿できる場を提供するため、「Gravity」は生まれたという。
「Gravity」という名称は、重力とともに「引力」という意味も意識し、「共感した星(ユーザー)同士が引かれ合うことをイメージ」しているとした。
アイコンが限られていることにより、個人の特定は難しいという。「会社行きたくないな」「ラーメン食べたい!」といった投稿も気軽にできるが、「同じ性格のユーザーに投稿が見られるため、反応ももらえやすいのが大きな特徴です」と担当者は語った。なおアプリのリリースは20年12月で、ダウンロード数は30万件を超えているとのこと。