マックには食欲そそる特有の風味
まず見た目を比較してみるとマックのポテトは色合いが濃く、よりフライ時間が長いように思われた。
食べてみると、マックのポテトはかなり塩味が強いと感じた。記者が「プレミアムシューストリング」に振った量よりも、多いかもしれない。
さらに食べ比べていくと、「マックフライポテト」には、「プレミアムシューストリング」には存在しない独自の風味があることに気付いた。街中でマクドナルドの店舗やテイクアウトの袋から漂ってくる、あの食欲をそそる特有の香りだ。ただ揚げて塩をかけただけでは、この細かい風味までは真似できない。あの香りに、マックポテトならではのノウハウが凝縮されているのだと再認識した。
なお、マクドナルド公式サイトによると、ポテトの油には「牛脂とパーム油のブレンド油」を使っているという。今回の「プレミアムシューストリング」にはサラダ油を使用しており、油の種類も風味の違いに出ているのかもしれない。
とはいえ、出来上がりの「プレミアムシューストリング」を、「マクドナルドで買った」と言われて食べたら、見破るのは難しいかもしれない。なお、それなりの油の量を使うので、その分は別費用となる。独身者で、自宅で揚げ物をしないという人には、そもそもトライすること自体が難しい。マックポテトを店で買って持ち帰る、という方が手軽だ。