茨城一家殺傷でまたデマ情報被害 「容疑者と同姓」がターゲットに

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同じ市内に約450人

   今回、「デマ情報」が発信されることになった一因には、容疑者がやや珍しい名字だったことにも関係しているかもしれない。

   「名字由来ネット」によると、この姓は全国でおよそ4000人。デマ情報の発信者は、地元に同じ名字の人は少ないと考えて、関連情報などをもとに、たまたま見つけた同姓の人を近親者としてしまった可能性もありそうだ。

   ところが、「名字由来ネット」によると、確かにこの名字は全国では少ないが、都道府県別では埼玉県が全国二位で約800人。さらに市町村別では三郷市が全国一位、およそ450人もいると推定されている。つまり地元ではありふれた名前だった。三郷市は人口14万人ほどだから、かなりの比率で同姓の人がいることになる。その結果、同姓の人が、容疑者の近親者ではないかと誤解される確率も高まってしまった。

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