横浜の大蛇だけじゃない「珍獣大脱走」 サーバルキャット、フラミンゴ、サル14匹

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「ヒョウ3頭」公表されず

   大阪府の「天王寺動物園」では、2019年秋に「カリフォルニアアシカ」の赤ちゃんとカワセミ科に分類される鳥「ワライカワセミ」が脱走した。産経新聞(電子版)同年12月3日付の記事で報じられている。記事では、「5年前にもアフリカサバンナゾーンからケープハイラックスの子供が脱走する事件があった」とも。

   動物の脱走が相次いだのは19年6月、沖縄県の「沖縄こどもの国」。14匹のサルが逃げ出したのだ。同年29日付けの朝日新聞デジタルは、「職員50人に警察、消防、沖縄市職員を加えた総勢100人態勢でサルの行方を追っていた」と報じている。同園では、2015年にツキノワグマ、1985年にライオンも脱走していた。

   海外では、度々珍獣の脱走が起きている。2020年、米アラバマ州で体重90キロのリクガメが民家から脱走し、2日後に約50キロ離れた場所で保護。日本でも大きな話題になった。

   今年5月には、中国の動物園からヒョウ3頭が脱走した。5月10日配信の「日テレNEWS24」によると、8日に動物園が脱走を公表したが、今月初めから園の周辺でヒョウの目撃情報が相次いでいた。発表が遅れたことについて、同園は「パニックを引き起こす可能性があると考えすぐに公表しなかった」と釈明したという。

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