「ポイント制度」にも注目
次に、アマゾンの商品の方が安価なパターン。この場合も、単品であれば送料の差でヨドバシの方が安くなり得る。「サンポール トイレ洗剤 尿石除去 1000ml」はヨドバシが377円で、アマゾンは342円。アマゾンの方が安いが、同サイトでは200〜450円(住所によって異なる)の送料がかかる。
ただし、まとめ買いをするならば、アマゾンの方が得な場合が出てくる。アマゾンでは様々な業者が出品しているが、アマゾンが自社で販売している商品の場合、2000円以上の購入で送料が無料になるからだ。先述のサンポールだと、アマゾンで6個注文すると2052円で送料ゼロになり、ヨドバシよりも総計で安くなる。
また、「大塚製薬 ネイチャーメイド スーパーマルチビタミン&ミネラル 120粒」はヨドバシだと1940円、アマゾンでは1727円だ。こちらも2000円分以上頼めば200〜450円の送料がなくなるため、2個以上買うことでアマゾンの方が得になる。
月額500円で加入できる「アマゾンプライム」会員も、アマゾン公式から出品されている商品が送料ゼロで買える。この場合、ヨドバシよりも安い商品であれば単品でも得だ。
注意が必要なのは両社のポイント制度だ。ヨドバシ.comは、基本的に価格に対して10%のポイントが還元される。アマゾンでもポイントはあるが、記者が調べた限り10%付く日用品はあまり見かけない。目当ての商品がアマゾンより高くとも、ポイントを考慮すればヨドバシの方が得な時もある。