平日に暴飲暴食、土日は腸をいたわる食事を 「つじつま合わせ」が体を救う

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「食べ方」も重要

   「長瀬さん流」1日のつじつま合わせの食事メニューを聞いた。

朝食:米麹の甘酒。麹菌によって米のでんぷん(糖質)が分解され、消化吸収されやすい。
昼食:かきたまうどん。消化が早いうどんに卵を加えることで、タンパク質が補える。
夕食:玄米がゆ、ぬか漬け、鮭の塩麹漬け、みそ汁。米ぬかにはビタミンB1が含まれ、鮭はもともと消化に負担がかかりにくい。

   ただし、何を食べるかと同時に「食べ方」も重要だ。まず「ながら食べ」をやめる。作業しながら食べると、咀嚼(そしゃく)の回数が減って唾液を分泌できなくなる。次に、「腹八分」にする。必要以上に食べることで、消化器官への負荷が大きくなるからだ。

「お腹のことを考えたメニューを選んでも、食べ過ぎては努力も水の泡。まずは腹八分目を意識するところから始めるのも良いでしょう」

   そして「お腹が空いたら食べる」。長瀬さん曰く、人にはそれぞれ排泄や吸収に適したタイミングがある。しかし、昼休みの時間が決まっているなど、自分で調整ができない人も多い。体のリズム(空腹を感じた時)に合わせて食事がとれないと、排泄のタイミングに体が切り替えられないそうだ。食事の時間に縛りがない時は、「グゥ~」っとお腹が鳴ってから食べることを意識しよう。

○長瀬みなみ(ながせ・みなみ) ウンログ株式会社うん広報部員。腸活うんち専門家。 東京生まれ、便秘育ち。幼少期から便秘に悩まされ、不遇な青春時代を過ごすが、自身の便秘解消をきっかけに、腸の健康に真剣に向き合うようになる。ベンチャー企業で広報業務を経験後、2018年にうんち記録アプリ「ウンログ」の広報を立ち上げ、現在では腸活特化型ユーチューブチャンネル「ウンTube」の運営など、誰でも続けられる毎日の観便と腸活を提案する腸活うんち専門家として活動している。
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