「シャープマスク」が、値下げだ。2021年4月28日で抽選販売スタートから1年を迎えたが、現在10%オフとなっている。
第1回の抽選販売では、予想を大幅に上回るアクセスでサーバーが一時ダウン、結局中止となったほど注文が殺到した。1年が過ぎ、様子はまるで変わった。
2億枚を突破
新型コロナウイルスの影響から全国的にマスクが品薄になっていた昨春、「シャープマスク」には注目が集まった。その後も数か月、抽選は倍率100倍超の人気ぶりで、マスクは2021年3月25日に生産枚数累計2億枚を突破した。
一方で、マスクの品薄はすでに解消し、最近では当選しやすくなったとも。そんな中、21年3月31日から不織布マスクが一律10%オフ価格で提供されるキャンペーンがスタートした。抽選販売と「定期便サービス」で販売中の不織布マスクが対象だ。ツイッターには、安くなったからこの機会に買うか、と購入を決断したとの書き込みが多数あった。
同キャンペーンでは、期間中にマスク購入者の中から抽選で合計2000人に、空気清浄機やマスクケースなどのシャープ製品が当たる。
購入可能個数が倍増
これだけではない。21年4月28日には「巣ごもり生活応援キャンペーン」も開始した。今年8月末までにシャープマスクを新規購入した全員を、シャープ製品をセットで割安に購入できる特設サイトに招待する。自宅で使える生活関連製品やサービスを組み合わせた対象セット商品が、販売価格から20~40%オフで買える。
当選した際に購入できるマスクの個数も変化が。以前は当選1回につき5箱まで購入可能だったが、現在は上限10箱となっている。
申込者が「ちっとも当たらない」とぼやいていたころと比べると、隔世の感だ。