在宅勤務中に飲酒したことはありますか――。
新型コロナウイルスの影響で、すっかり浸透した在宅勤務。最近では、自宅で仕事中、上司の目がないのを良いことに「やってはいけないこと」に手を伸ばしてしまう大人がいるようだ。J-CASTトレンドは、その本人を直撃した。
「飲むとエンジンがかかって仕事が進む気がする」
「2回飲みました」
こう告白するのは、神奈川県内の会社に勤める20代の男性。営業職で、普段は外回りも多い仕事だが、現在週の半分は在宅勤務している。初めて仕事中に飲酒したのは20年11月。「この日は仕事が本当に暇で、午後で片付いてしまって」とぽつり。冷蔵庫にあった缶チューハイを1缶開けたそうだ。
2度目は21年4月に入ってから。「仕事でトラブルがあり、イライラしていて昼間にビール飲みました」。どちらも職場の人にばれてはいないが、反省はしている様子だった。
別の営業職の20代男性も、やったことがある。こちらも週半分は在宅勤務だ。酒には強く、めったに酔わないと豪語する。むしろ「(酒を)飲むとエンジンがかかって仕事が進む気がする」とも。昨年夏から5回以上ビール、缶チューハイを飲んだ。
まだ上司などから一度も指摘されていないが、こんなヒヤッとした出来事が。
「終業間際にお客さんから電話がかかってきて、結構お酒が入った状態で数十分対応した」
客からは怪しまれなかったそうだが、いつも通りの声色とテンションで会話できていたか、若干心配だったと明かした。