正常に通知受け取れない場合がある
Android版のCOCOAをめぐっては、20年9月28日に配布されたバージョン「1.1.4」以降、接触通知が届かない不具合が起きていたことが21年2月3日に判明した。さらに2月18日には、「iOS13.5」を搭載しているiPhone端末でも障害が起きていたことが発表された。
厚労省は4月16日、「職員全体のITリテラシーの底上げ」といった施策を織り込んだ不具合の再発防止策を発表している。
一方で、厚労省公式サイトによると、Android端末の機能により、消費電力を抑える「省電力モード」や通信容量を抑制する「データセーブ機能」を実行している場合には、アプリの動作が制限されるため、正常にCOCOAの通知を受け取れないケースがある。これは「現在進行形」だ。
利用者に対しては、こうした機能が動作を制限する対象から「COCOA」を外すなど、端末の設定を確認するよう求めている。