「いっぱい未来の話しよう」
「映画 太陽の子」は、20年8月に放送されたドラマ「太陽の子」とは異なる視点で描かれる。極秘任務に携わる科学者の兄・修を柳楽優弥さんが、その弟で戦地で心に傷を負った軍人の裕之を三浦さんが、2人がほのかな思いを寄せる幼なじみの世津を有村架純さんが、それぞれ演じる。
「いっぱい未来の話しよう」
三浦さんの一言から始まるトレーラーを、公式サイトで見られる。
同作が公開される頃には、20年7月18日に亡くなった三浦さんの一周忌が過ぎていることになる。ツイッターには、公開日発表を喜びでもって受け止める人ばかりではない。悲しみのあまり、詳細情報を目にするのが難しい人、ドラマ版を録画したきり見られないままでいる人など、三浦さんへの愛情ゆえに「苦しい」ファンの姿も目立つ。それでも、三浦さんの姿を「目に焼き付ける」「見届ける」ために、映画を楽しむための心の準備を今から始めようという人もいるようだ。