NTTドコモの新料金プラン「ahamo」をめぐり、申し込み時のトラブルがたびたび報告される。ジャーナリストの中村仁氏は、所有するスマートフォン(スマホ)がahamo非対応端末だと気付かないまま申し込んだ際の体験について2021年3月28日、自身のブログにつづっている。
ahamo公式サイトによると、問い合わせや相談は「ahamoサイトやahamo専用アプリから利用できるチャットで」受け付け、ドコモショップや電話窓口では対応しない。ただ、ネットのやり取りに不得手な利用者も中にはいるだろう。
ドコモ広報「想定を上回る注文」
中村氏のブログによると手続き後、スマホで正常にインターネット回線が利用できなくなり、サポートを受けようとドコモショップへ向かい、対応を求めた。そして原因が、利用機種が古かったためと分かると、「アハモは全てオンラインで処理することになっていますので、ここから先はドコモショップは対応いたしません」と告げられたという。
その後自宅のパソコンでahamoのチャットによるサポートを利用しようとするも、アクセスが混雑してつながらない。再びドコモショップに向かうと、別のスタッフから「新機種を買えば、この店でアハモとの契約解除の手続きが」できると告げられ、解除後にahamoと再契約するように案内されたそうだ。
J-CASTトレンドは、ahamoのチャットサポートの混雑についてドコモ広報に聞いた。すると、「想定を上回る注文」が寄せられていることから、問い合わせがつながりづらい状況が発生していると話した。
そこでドコモでは、問い合わせが多い内容は公式サイト上に情報を追加するか、「よくあるご質問」ページを随時更新。「お客様に直接気づいていただけるような取り組みを実施するとともに、お客様からの問い合わせに応じた体制の整備を図ります」と説明した。