アイドルグループ「Snow Man」が主演を務める舞台「滝沢歌舞伎ZERO 2021」が2021年4月8日からスタートする。
Snow Manはライブ映像を収めた「Snow Man ASIA TOUR 2D.2D.」がオリコン「週間ミュージックDVD・BDランキング」で、初映像作品の初週売り上げ歴代1位に輝くなど、今大人気グループだ。滝沢歌舞伎のチケットはさっそく転売の嵐――。
出品数2641件、50万円台も続々
東京の「新橋演舞場」では5月16日まで、愛知にある「御園座」では6月2日~27日まで行われる。
滝沢歌舞伎は、もともと滝沢秀明さん主演で「滝沢演舞城」として2006年から始まった。その後「滝沢歌舞伎」に名前を変えて毎年公演を続けてきたが、滝沢さんの芸能界引退に伴い19年からSnow Manがメインキャストに。今回で2度目の主演となる。
幕開け初日の前日にあたる21年4月7日、「チケット流通センター」では13時点で、2641件もの滝沢歌舞伎のチケットが出品されている。新橋演舞場の客席数は1428席、御園座は1299席しかない。それにもかかわらず、公演が2回埋まるほどの転売数だ。1枚60万円が2枚、50万円台では19枚も出品されており、高額ぶりにも驚く。相場を探るのは難しいが、チケット流通センターでは滝沢歌舞伎のチケットは最も安値で3万円、多くは1枚8万~10万円前後で取引されている。
これまで「嵐」、「関ジャニ∞」など人気グループのライブチケットは50万円台での転売もあったとツイッターに書き込みがある。一方で、今回の滝沢歌舞伎の転売レートは「高すぎる」と指摘する声も。チケットの高額な取引は、ツイッターやほかのチケット売買サイトでも大量に行われている。
滝沢歌舞伎のチケットの定価は、新橋演舞場では1・2階のS席が1万2500円(税込、以下同)、3階A席が7000円。御園座では同じく1・2階のS席が1万2500円、2階A席が1万円。