「春の呪い」テレビドラマでは「恋愛話」に? 実写化で「原作改変」はイヤ

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「約束のネバーランド」も

   人気作品の実写化が発表されると、原作のストーリーや設定に「改変」があるかが注目される。「無理に設定変更をしてまで、実写化する必要があるのか」。原作に人気があるほど、ファンの疑問や期待に応える難しさも増す。

   孤児院で育てられた子どもたちが残酷な運命に抗う脱獄サスペンスである、漫画「約束のネバーランド」の実写映画化が決まった際も、「ある設定」が原作から変更され「世界観が崩れる」と悲鳴が飛び交った。作中では孤児を「鬼のもとへ食糧として送り出す」ことを「出荷」と呼ぶが、出荷年齢が原作では12歳だったのを、映画では16歳に引き上げたのだ。

   公式サイトには、年齢を引き上げたことで「深みのあるキャラクターを演じることができる俳優が集まり、これ以上無いキャスティングが実現した」と説明があった。2020年冬に映画が公開されると、ツイッターには「案外ハマっていた」と評価する声が上がった。一方で、原作を忠実に再現できないことにいら立ちを募らせるファンの書き込みも目立っている。

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