朝昼晩、毎日必ず使う歯ブラシ。皆さんは、どれくらいで新品に交換しているだろうか。
J-CASTトレンドは、男女20人に交換頻度を聞いた。新調するペースはまちまちだが、長期間使い続ける人が少なくなかった。歯科医が推奨する交換時期とは、開きがあるようだ。
「毛先がボサボサ」で交換は危うい
一番多かった回答は「毛先がボサボサになってきたら」。6人がこう答えた。明確に交換時期は定めず、「なんとなく古くなってきたら」、「毛先が開いて使えなくなったら」と見た目で交換を決める人が目立った。
次に多かったのが「2~3か月に1回」(5人)だ。続いて「月に1回」(4人)、「4~5か月に1回」(4人)が同人数だった。
「半年に1回」と答えた人も1人いた。「ボロボロになってきても『もったいない』、『まだいける』と思って使い続けちゃう」という。「コロナ禍で在宅時間が増えて歯磨きの回数も多くなり、交換頻度が早くなった」と答えた人も数人いたが、それでも取材した中で最も早かったのが「月1回」だった。
実際にはどれくらいのペースで交換するのが望ましいか。
各歯科医院の公式サイトを確認すると、「1か月に1回の交換が目安」としているところがほとんどだ。生活用品メーカー・ライオンが展開する口腔ケアシリーズ「システマ」も公式サイト上で、1か月に一度が目安としている。「毛に弾力がなくなってくると、汚れを落とす効果が弱まってしまう」との説明だ。