お笑いコンビ「デンジャラス」のノッチさんと、 IT ジャーナリストの井上トシユキさんが、子どものインターネット利用について語った。ジュピターテレコム(J:COM)のグループ会社ジェイコム少額短期保険が、4月の新生活スタートを前にインタビューを実施した。
携帯大手の新料金プランのスタートや、コロナ禍でさらにネットを利用する機会が増える中、リスクを回避するために重要なこととは。
活字だけのやり取りだと誤解も生まれる
ノッチさんの長女は、2021年春から中学校へ入学する。中学受験の合格祝いにスマートフォンをプレゼントしたそうだ。
ノッチ家では、スマホ使用が許されるのは21時まで、とのルールがある。時間になると自動的に使えなくなるような機能を利用し、学校への持参も禁止。ノッチさんは、子どものスマホ利用の中でもとりわけ「LINE」でのやり取りには不安があるという。理由は、こうだ。
「活字だけのやり取りだと、活字の暴力というか、傷つけ合ったり、誤解も生まれますから」
一方で、「何かあったときのために携帯で連絡がとれるっていうのは、安心しますね」とも。安全に利用するためにも、日頃家族でスマホの使い方を話し合い、何かあれば相談するよう娘に伝えている。
ジェイコム少額短期保険では、「ネットあんしん保険」を販売している。加入すると、ネットを通じて他人との間で発生したトラブル対応に必要な弁護士費用や、保存されたデータが損傷・消失した際の復旧費用が補償される。ノッチさんも「とってもセーフティ、ノーデンジャラス!!これからの時代に必要になってくる保険ですね」と興味を持ったようすだ。
ITジャーナリスト・井上トシユキさんの指摘
井上トシユキさんは、子どもをネットのリスクから守るために「フィルタリングをすること」、「スマホ使用について家族でルール決めること」が重要だと挙げる。
2021年3月からは、携帯各社が大幅に値下げした新料金プランの受付を始めた。会社によっては「これまで使用していたデータ量を大きく超える通信や無制限に利用できるプランもあり、これまで以上にネットが利用出来てしまいます」と井上さん。子どもの「ネット依存」の高まりを危惧する。
ネット依存を防ぐためにも家族間でのルール作りは大切だが、
「あくまでも子どもを心理的に抑制する、情に訴えるものであり、リスクから完全に守ってあげられるものではありません。親がしてあげられることは、最大限の予防策を取りつつ、万が一に備えて、ネットトラブルから守ってくれる『保険』に入ることだけなのかもしれません」
と話した。