関智一が刑事、木村昴は父親 「半沢直樹」宮野真守に続く「声優がドラマで俳優」

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   声優の関智一さんが、2021年4月15日スタートのドラマ「桜の塔」(テレビ朝日系)に出演する。関さんは、アニメ「ドラえもん」でスネ夫役、「鬼滅の刃」では鬼殺隊の主軸「柱」のひとり・不死川実弥役を担当している。

   人気声優が役者としてドラマに出演することに驚く人もいるが、こうした例は最近増えている。

  • 「半沢直樹」に出演した宮野真守さん(写真:2018 TIFF/アフロ)
    「半沢直樹」に出演した宮野真守さん(写真:2018 TIFF/アフロ)
  • 「半沢直樹」に出演した宮野真守さん(写真:2018 TIFF/アフロ)

「スネ夫とジャイアン」別ドラマに

   関さんが「桜の塔」で演じるのは、刑事・捜査一課長の牧園隆文だ。同ドラマでは、警視総監の座をめぐって出世バトルが繰り広げられる。玉木宏さん、広末涼子さん、高岡早紀さん、椎名桔平さんなどそうそうたる役者とともに名を連ねた。

   また4月24日から放送開始の土曜ナイトドラマ「泣くな研修医」(テレビ朝日系)には、木村昴さんが出演する。「ドラえもん」のジャイアン役で知られている声優だ。21年5月28日公開の映画「100日間生きたワニ」では、モグラの声を担当する。

   「泣くな研修医」は、都内総合病院の外科で研修することになった主人公の成長を描く物語で、原作の小説をドラマ化した「医療モノ」。木村さんは、救急搬送されてきた子どもの父親役を務める。作中では事故で大けがした子どもを心配するあまり、気が動転して周囲の人を振り回す役どころだという。

出演者のほとんどが声優のドラマ

   これだけではない。2021年4月16日スタートの金曜ドラマ「リコカツ」(TBS)には、声優の三石琴乃さんが、美魔女モデルと呼ばれる主人公の母役でレギュラー出演となる。三石さんは、「ドラえもん」でのび太のママの声を担当している人気声優だ。

   出演者のほとんどが声優というドラマまで制作されている。3月5日から全4話で放送された「声優探偵」(テレビ東京)だ。「鬼滅の刃」の竈門炭治郎役などで人気の花江夏樹さんらが出演したコメディーミステリードラマ、毎回有名声優がゲストで登場した。

   昨年にはドラマ「半沢直樹」に宮野真守さん、俳優・三浦春馬さんの遺作となったドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」に梶裕貴さんが出演していた。

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