虫、一緒に食べない?ミールワームとか、ハチとか 新たな世界が見えちゃうよ

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私、今、体に良いものを食べてる

   というわけで、会社でミールワーム&ハチ乗せ「サステナブルプロテインガパオライス」を作った。どのくらいの昆虫を振りかければよいかわからず、かなり及び腰だったのは秘密だ。

とりあえず二種とも振りかけてみた、の図
とりあえず二種とも振りかけてみた、の図

   この時点で私、ちょっと泣きそうになっていた。いや、声をあげて泣いた。たぶん、振りかけ方が悪い。あと量が多すぎたかも。あんなにビビっていたくせに攻めすぎた...なぜ...。

   いや、混ぜればいける! 昆虫の味がおいしいことは既にわかっているんだ!

   じゅうぶん混ぜたおかげで、ビジュアル的な抵抗感はかなり薄れた。これなら食べられる。スプーンに多めに盛り付けて、一気にかぶりついた!

ミールワームやハチと混ぜたガパオライス
ミールワームやハチと混ぜたガパオライス

   ボリボリボリ、パリパリパリ、サクサクサク。口の中で色々な音が鳴り、いくつかの食感が入り乱れる。甘辛なガパオライスの風味に、まろやかさを加えているのはミールワームだ。 サクサク食感はハチ。ミールワームほど、しっかりとした味はしないが、嫌なクセもない。

「いける、いけるぞ!」
「いける、いけるぞ!」

   食べるのに勇気が必要だったのは最初の三口くらいまでで、あとは普通の食事と同じように箸が進んだ。私、今、体に良いものを食べてる。うふふ...と思うと、ちょっとテンションも上がる。強いて言えば、食べていると歯ぐきにハチの羽や足と思しきナニカが刺さって、たまにちょっと痛い(ご一緒に想像してみてください)。

   完食する頃にはすっかり慣れて、使いきれなかったミールワームをポリポリ、仕事の合間に食べた。意外な発見だがコーヒーにもなかなか合う。

   忘れてはいけないのは、食べた後に必ず口を拭いて、歯を磨くこと。ナプキンで唇を押さえたら、ハチの足が取れた。虫の体の一部をくっつけて取材しに行ったら、相手をきっと驚かせるだろう。「虫、食べたんですか」と聞かれたら、「おいしいですよ」と答えるけれども。

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