虫、一緒に食べない?ミールワームとか、ハチとか 新たな世界が見えちゃうよ

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「ちょっと一杯いかが」のノリで

   全部で何匹か、数える気にもならないボリューム...塚田さん、奮発してくれてありがとうございます(滝汗)。でも待って、食べられる気がしません!

私「これ...生きてないですよね(踊り食いはさすがに)」
塚田さん「はい、大丈夫ですよ。私も初めて見た時はちょっとびっくりしましたが。昆虫食は『高たんぱくかつ低脂質』で、地球環境にも優しいんですよ。たんぱく質は筋肉だけでなく、髪や爪、皮膚の材料でもあるので、日々の摂取が欠かせない栄養素です」

   ビビリまくる私に、笑顔で昆虫食の魅力を語る塚田さん。さわやかスマイルだ。はい、頭では理解できます。でも、震えが止まらない。

塚田さん「いきなりハチを食べるのは厳しいと思うので、まずはミールワームどうですか」

   ちょっと一杯いかがですか、と酒を勧めるようなノリでケースを差し出してくる。

記者にはこんな感じに見えました(ご本人ではありません)
記者にはこんな感じに見えました(ご本人ではありません)
「素手でいくんですか?」

とは聞けずに、意を決してミールワームを一匹つまんだが、筋張った固い感触が指先に走った瞬間、放り出してしまった。今、動いた!? 動いてない!?

「まずはミールワームどうですか」とは...
「まずはミールワームどうですか」とは...
塚田さん「おおお (笑) 大丈夫ですか」
私「すみません、ずびばせん(錯乱)、本当にすみません(ペコペコ)次はちゃんと食べます」

   「昆虫食を食べてみたい」なんて言い出したのは誰だ! 編集長か! いや私だ!(本当は編集長)

   震える手でもう一度、ミールワームをつまむ。塚田さん曰く「チーズスナックみたいな味がする」らしい。この見た目からとてもそんな味が想像できませんが、信じますよ!

ぱくっ。
...サク...サク...
「な、なんだ!」
「な、なんだ!」
私「...本当にチーズみたいな味がしますね」
塚田さん「おいしいですよね」

   ミールワームを通じて塚田さんと解り合った私。一口目はサクッとした、スナック感のある軽い口当たりだったが、後味は濃厚。たった一匹だけでもはっきりとした味だ。酒のつまみになりそう。お酒を勧めるノリだったのは、こういうことか!

   ハチは...ちょっと勇気が出ないので、ガパオライスに混ぜて頂くことにします。お許しください。

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