■高松宮記念「カス丸の競馬GI大予想」
 レシステンシアは勝てるのか?

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4年前は三連単450万が

   カス丸 高松宮記念は時々、2ケタ人気が馬券になるきゃすう。2年前は三連単450万円というトンデモ馬券が出たことがあるじぇい。今年はどうきゃすう?

   カスヨ まあ、展開次第で上位争いに来そうな馬はたくさんいるから、結構荒れるかもしれないわね。わたしの推しは先ずダノンファンタジーね。去年暮れの阪神カップでは圧勝だったんだけど、前走2月の阪急杯は5着。でもこれは出遅れが全て。最後はキチンと追い込んできているので能力は高いわね。2歳時の牝馬チャンピオンだから軽視はできないわね。 次にライトオンキューよ。前走は同舞台のシルクロードSで2着だったわ。さらに斤量は0.5キロ軽くなる点がプラス要素ね。最近は1200メートルを中心に使われてきており、今回はタイトルに手が届く最大のチャンスかもしれないわよ。週末、少し雨が降るみたいだから、少し馬場が緩めば得意舞台になるからいいかもよ。 最後に4年前のこのレースのチャンピオン、セイウンコウセイね。2年前には2着に食い込んでいて、この舞台だと力を発揮できるのね。8歳だから年齢的な衰えは仕方ないとしても、中京巧者であり、雨で時計がかかりそうな馬場になれば紐に入る可能性がでてくるわね。

   ガジュマル爺 この馬の名前を出さないと失礼になるじゃろ。ダノンスマッシュじゃ。前走の香港スプリント(シャンティ、1200メートル)で、6歳にして初のGI制覇を達成。スプリントGIでは、人気になっては惜敗が続いていただけに、ようやく念願が叶ったわけじゃ。その勢いで、国内GIの初勝利を決めたいところじゃ。誰もが実力は認めるところじゃが、今回はぶっつけ本番のローテーションに若干不安があるんじゃ。父がロードカナロアで、言わずと知れた1200メートルのスペシャリストじゃ。ダノンスマッシュは高松宮記念にはすでに2度出ておって、2019年が4着、20年が10着と前評判とはうらはらの結果続きじゃ。GI制覇後に「3度目の正直」を決めたいところじゃ。 次がサウンドキアラじゃ。1400メートルの新馬戦勝ちから、すべて1400~1600メートルばかりを使われてきて、GIは昨年のヴィクトリアマイル(東京1600メートル)の2着が最高じゃ。あのアーモンドアイには4馬身離されたが、マイルGI馬のノームコアには先着できたんじゃ。つまりGIに手が届きそうなところまで実力がついてきたということじゃ。前走の阪神カップも4着。ゆったりしたローテーションで臨むのはプラス。鞍上は牝馬3冠ジョッキーの松山弘平騎手で、今季も好調をキープしとる。初の1200メートルじゃが、一発を秘めた伏兵じゃ。 最後はアウィルアウェイじゃな。16戦中11戦が1200メートル戦。そのうち、昨年のシルクロードステークス勝ちを含む3勝3着3回。昨年のスプリンターズステークス(GI、中山1200メートル)では10番人気で、グランアレグリア、ダノンスマッシュの3着に入り、あっと言わせた。「短距離の差し馬」のことわざどおり、持ち味の33秒台の脚を発揮できれば、上位に食い込むことが可能じゃ。

   カス丸 うーむ、上位拮抗か大混戦か、難しいじぇい。ここは初GI達成で勢いに乗ってるダノンスマッシュが本命◎きゃすう。

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