三菱重工サーマルシステムズは、家庭用ルームエアコン「ビーバーエアコン」2021年モデル4シリーズ23機種を21年4月1日から順次発売する。
高い省エネ性
高いAPF(通年エネルギー消費効率)で省エネ性にすぐれる最高級モデル「Sシリーズ」、寒冷地ハイスペックモデル「SKシリーズ」、加湿器連動運転機能を搭載した高機能モデル「Rシリーズ」、標準モデル「Tシリーズ」をラインアップ。
いずれも別売の無線LANインターフェイスを接続することで、スマートフォンと連動し外出先からも簡単に操作が可能になる。飲料メーカー・伊藤園の茶殻リサイクルシステムにより開発したという、緑茶の茶殻を配合した樹脂のフィルターホルダーを全機種に採用する。
バイオクリアフィルターに吸着した汚れを酵素と尿素の力で抑制する「バイオクリア運転」、大風量でパワフルな「JET気流運転」、急速な冷暖房「ワープ運転」などの機能を搭載。大型の液晶画面を採用するなど、見やすく使いやすいリモコンを採用する。
「S」「SK」の両シリーズは、風量および風向を自動制御し部屋を均一かつ効率的に例暖房する「おまかせセンサー気流」、人の動きを検知して温度を自動調整する「人感センサー」機能などを備える。
また「S」「SK」「R」の3シリーズは、三菱重工冷熱のハイブリッド加湿器「roomist SHKシリーズ」3機種との連動運転機能を実装する。
「R」「T」の両シリーズは、室内機の高さ250ミリのコンパクトサイズを実現し、ハイサッシや下がり天井などのすき間にも設置可能。「おまかせ気流運転」などの機能を搭載する。
「Sシリーズ」「Rシリーズ」は、冷房時の適用畳数6/8/10/12畳(100ボルト)、14/18畳(200ボルト)の6モデル。「SKシリーズ」は、8/10/14/18畳(200ボルト)の4モデル。「Tシリーズ」は、6/8/10/12畳(100ボルト)、10/14/18畳(200ボルト)の7モデル。
いずれも価格はオープン。