1986年は年間約57万人
かしいかえんは、「西鉄香椎花園」として1956年に開園し、86年は年間約57万人が利用。しかし近年は、レジャー需要の多様化や少子化により、利用者は減少。西日本鉄道の発表資料によると、2019年度の年間利用者は約27万3000人だった。
09年に西日本初となるシルバニアガーデンへの大型リニューアル、17年にパークゴルフ場・遊具の新設などを実施したが、抜本的な改善には至らなかった。さらに施設の老朽化による設備維持更新や新型コロナウイルスに伴う更なる利用者の減少といった理由で、閉園を決定した。
閉園まで、残り約9か月。最後の日まで利用客を楽しませるイベントを企画していくという。