LINE「情報漏れ」怖くて離れる人たち 代わりのアプリ「インスタグラム」に脚光

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   無料通信アプリ「LINE」は情報伝達の手段として、多くのユーザーを獲得してきた。自治体など公的機関にも取り入れられた。

   ところが2021年3月、個人情報が中国の関連会社から閲覧可能な状態となっていた問題が発生した。自分の重要な情報が漏れ出て悪用されたら――不安に感じた利用者がLINEを離れ、代わりのコミュニケーションツールに乗り換えたケースが出ているようだ。

  • LINEの代わりにインスタグラム利用(画像はイメージ)
    LINEの代わりにインスタグラム利用(画像はイメージ)
  • LINEの代わりにインスタグラム利用(画像はイメージ)

インスタのDMで連絡取り合う

   LINEは個人情報の漏えいについて、21年3月17日に公式サイト上で「『LINE』に対して外部からの不正アクセスや情報漏えいが発生したということはございません」と否定。一方で、一部の個人情報に関して、グローバル拠点からのアクセスが可能な状態だったことに対してユーザーに説明が足りていなかったと謝罪した。

   ツイッターには、不安だからLINEをやめたい、代わりになるアプリは何か、との投稿がみられるようになった。

   J-CASTトレンドは、連絡手段をLINEから「インスタグラム」(インスタ)に変えた20代女性に話を聞いた。女性はインスタのDM(ダイレクトメッセージ)で日頃友人と連絡を取っており、「LINEよりもインスタのほうが個人的に便利だと思う」と主張する。

   インスタは写真・動画を共有するのがメインのSNSだが、DM機能も付いており手軽で便利だと支持されている。この女性のように普段からインスタをメインで使っているなら、複数のアプリを併用しなくても、情報発信・取得、連絡手段としてひとつで完結できるのが利点だ。

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