お店の味を楽しめる料理セットに、小分けにしたワインも
外食が持つ価値を家に持ち込めるようにするため、飲食店も様々な取り組みをしている。
神戸市のイタリアンレストラン「チッチャ」では、人気のパスタメニューを「ミールキット」化してデリバリーしている。キットは茹でる前のパスタやソースなどで構成されており、調理法をユーチューブ上などで公開。外食並みの品質の味を再現できるようサポートし、「イエナカ外食」に新しい価値を実現している。
イタリアンレストラン「クインディ」(東京都渋谷区)では、20年3月からワインを小分けしたボトル(100ミリリットル)を物販コーナーで販売している。白ワイン・赤ワイン各5種類程度が用意されている。
通常の大きさのワインを買って飲み切れないという人はもちろん、その日の料理に合うワインを1杯だけを店に相談して買いたい人など、細かいニーズに対応可能だ。さらにオンライン通販ではソムリエが厳選したワイン3種セットなども販売。ワインの目利きによるおすすめ品など、外食ならではの付加価値を家で楽しめる。