車やバイクの可能性広げるアイデア
特別賞を受賞した5作品にも、ユニークなアイデアやアプリが集まっている。
バイクのエンジン音をメロディーに変換する「バイクは楽器」というアプリもそのひとつだ。
エンジンの回転数ごとの音に近い音階を、アプリを通して自動的に割り当てる。メロディーはピアノなどの音色で、運転中にバイクが生んだ「音楽」を聴くことができる。
車を動物にキャラクター化するアプリ「もこもこドライブ」では、実際の走行距離に応じてアプリ内の車が成長していく。車に愛着を持つことで、ドライブ意欲の高まりにつながるほか、ガソリン残量が低下したり、エンジンオイルが汚れたりした場合にはキャラクターの表情が変わるなど、メンテナンスの意識も促すことができるそうだ。
グランプリ受賞者は賞金50万円とタブレット端末「iPadプロ」を獲得。特別賞にはそれぞれ10万円が贈られた。