麦芽飲料「ミロ」の販売休止が明け、スーパーマーケットに並ぶようになってきた。愛飲者からは喜ぶ声が上がっている。
牛乳に溶かして飲むのが一般的な楽しみ方だが、実はメーカーのネスレ日本公式サイトでは、ミロを活用したアレンジレシピを公開している。J-CASTトレンド記者が実際に試した。
ケーキ初心者にも簡単
「ネスレ バランスレシピ」では、同社製品のアレンジレシピを公開している。「ネスレの管理栄養士が考えた、からだ想い」のレシピだという。
これらを参考に、まずは「 『ミロ』 de マグカップケーキ」を作った。材料は以下の通りだ。公式では生クリームも材料としているが、代わりに市販のホイップクリームを使用した。
・卵 1個
・砂糖 30グラム
・薄力粉 50グラム
・ミロ 大さじ3
・ベーキングパウダー 小さじ1/2
・無塩バター 45グラム
・ホイップクリーム 80ミリリットル
・ミロ(ホイップクリーム用) 大さじ1
・お好みのフルーツ 5〜10グラム
まず卵に砂糖を加え、白味を帯びるまでしっかりとかくはんする。そこに薄力粉、ミロ大さじ3、ベーキングパウダーと溶かしたバターを入れ、混ぜ合わせる。この生地のもとを大きめのマグ
カップに全て入れ、電子レンジ(600ワット)で1分30秒加熱するとふくらむ。
熱がとれたら、ミロ大さじ1と混ぜたホイップクリームと、フルーツ(今回はミックスベリー)をトッピングして完成だ。作業のほとんどは混ぜて加熱するだけ。ケーキを作ったことがない記者でも約15分でできた。
口にしてみると、ミロとお菓子の相性のよさを実感した。ココア味のミロのおかげで、甘すぎないカップケーキに仕上がっている。ホイップクリームも想像以上によく混ざり、なめらかな色に仕上がった。何より、ミロを製菓材料に使うというワクワク感が楽しい。
おしゃれな抹茶ミロ
ドリンクのレシピも用意されている。今回は「抹茶『ミロ』」を作った。抹茶ラテのようなイメージだ。材料は次の通り。
・ミロ 大さじ2
・牛乳 20ミリリットル
・はちみつ 小さじ2
・抹茶 小さじ1
・水 大さじ1
・牛乳(抹茶と合わせる) 130ミリリットル
・ホイップクリーム 30ミリリットル
まずはミロ・牛乳20ミリリットル・はちみつをグラスに入れ、かくはんする。これとは別に、耐熱容器に水と抹茶を入れ、電子レンジ(600ワット)で30秒加熱。抹茶が溶けたら、牛乳130ミリリットルとよく混ぜる。先ほどミロを入れたグラスの縁から、抹茶を溶かした牛乳をゆっくりと注ぎ、ミロ層と抹茶層の2層を作る。
最後はホイップクリームをかけ、トッピングとしてはちみつと抹茶(分量外・適量)を散らす。2層にする作業が難しいが、おしゃれな抹茶ミロが出来上がる。
ミロと抹茶という組み合わせは意外にも感じるが、ココアも抹茶もそれぞれ甘いドリンクの材料としては定番だ。飲んでみると、まずはクリームの甘さが抹茶の苦味と合わさってやってくる。飲み進めると下からミロが登場し、奥深い味わいへの変化を楽しめる。甘さは控えめで、後味がすっきりとしたドリンクだ。