「ahamo」「povo」「LINEMO」回線混雑で速度制限のウワサ 3社に真相を聞く

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   通信大手3社の携帯電話の新料金プランが、スタート間近だ。NTTドコモの「ahamo」、KDDIの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO」。実はプランや状況によっては速度制限されるとの「ウワサ」がインターネット上で聞こえてきた。

   通常、キャリアとの契約プランでは、通信量が所定のデータ容量を超えると通信制限が発生する。だが、新プランでは容量オーバーでなくとも、回線の混雑時などに応じて制限が実施される場合があるとの話が流れてきた。本当だろうか。J-CASTトレンドは各社に対応を聞いた。

  • もしいきなり速度制限されたら(写真はイメージです)
    もしいきなり速度制限されたら(写真はイメージです)
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povo は「使い放題」オプションで制限の場合

   まずはpovo。公式サイトによると、通常のプランに加えて、「データ使い放題24時間」という「トッピング」(オプションサービス)が存在する。LINEMOやahamoには、現状ないサービスだ。24時間ごとに220円かかるが、無制限でデータ通信を行える。

   ただ、このトッピングの注意事項には「ネットワークの混雑時や動画・クラウドゲームなどの利用時に通信速度を制限する場合があります」とある。

   KDDI広報によると、例えば全てのユーザーが動画を視聴し続けた場合、回線がパンク状態になる恐れがある。そうした状況を避けるために、「使い放題」のサービスでは回線の混雑時や、ユーザーが大容量の通信をした時に、速度を制限する場合があるという。こうした措置はpovoのみならず、auブランドの「使い放題」プランでも実施されている。

   ただし、実際に制限によってユーザーの利用に支障が生じることはないと担当者。例えば動画の場合、「4K」画質では視聴が続けられない可能性があるものの、「基本的にはHD画質といった範囲で利用」できると話した。

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