「100日後に死ぬワニ」の映画が2021年5月28日に全国公開する。タイトルは、少し変わって「100日間生きたワニ」。
21年3月10日、追加キャストが発表され、ワニの母親役に池谷のぶえさん、父親役に杉田智和さんがキャスティングされた。あまりのビッグネームに「まじで」の声が止まらない――。
4コマ漫画に登場しなかった父と母
今年2月の映画公開発表と同時に、主人公のワニ役に神木隆之介さん、物語の主要キャラクター役に中村倫也さん、新木優子さん、木村昴さんの出演が明かされた。監督と脚本は映画「カメラを止めるな!」の監督・上田慎一郎さんと、アニメーション監督としても活躍するふくだみゆきさん夫妻が手がけ、非常に豪華な顔ぶれが当初から話題だった。
そして今回新たなキャスト発表が。母親役を務める池谷さんは、女優としてドラマや映画でも活躍しており、数々の有名作品に出演経験がある。杉田さんは、人気作品「銀魂」の主人公・坂田銀時役、「鬼滅の刃」では鬼殺隊の最高位「柱」の悲鳴嶼行冥役を務める、言わずと知れた人気声優だ。
ワニの両親は原作の4コマ漫画には登場しておらず、オリジナルのようだ。豪華出演者を前に、どんなストーリー展開になるのか。ツイッターでは「100日後に死ぬワニを助けるために運命を曲げる話じゃない?」など、予想が盛り上がっている。
ワニは死なない?
原作では「100日後に死ぬ」というタイトルで、ワニは最後本当に旅立った。しかし、映画では「100日間生きた」という名前に変わっている。もしかして、映画の中でワニは死なないのではないか、と考える人もまた多い。
「映画化特有の改変でワニくんが死なない世界線になったら笑う」 「このタイトルならホントに生き延びる可能性があるよ」
ワニの父親役である杉田さんは、「銀魂」のイメージが強いようだ。坂田銀時といえば適当でだらしない性格で、普段から親父ギャグを言い放つ自由奔放なキャラ。ツイッターには「あっシリアスさ無くなった」、「銀時!と思いながら観るんだな」と、ギャグ路線の面白い映画になるのでは、と見立てる人もいた。