大和書房は、『人が動きたくなる言葉を使っていますか』を2021年2月26日に発売した。
プロの考え方、手法を開示
本来、言葉は「自分や人を動かす力」を持つ。しかし、言葉の不足や語る順番の間違いがあったり、相手の考え方や価値観を把握せずに話してしまったりと、その力は存分には出せていないことがほとんど。最近は「分断」「忖度」「炎上」などと言われ、思うままに語るのは気が引ける風潮もあり、より言葉の力が発揮しにくい状況だという。
著者のひきたよしあき氏は、博報堂で数々のコピーやCMにたずさわり、政治家や企業トップのスピーチを担当してきたスピーチライターだ。ボツ企画ばかりの編集者や面接が不得意な就活生など、幅広い世代や職種、立場の人々の悩みに、手紙形式で回答する。
思いを言葉にするための、読んでもらえるような文章を書くための、プロの考え方。理解・納得・共感される表現力が養えるノウハウ。打ち合わせやプレゼン、SNS等で役に立つ、3ステップで簡単にマネできる「型」。著者独自の手法を明らかにして、読者の言葉を鍛えてくれる。
価格は1500円(税抜)。