「ahamo」「povo」「LINEMO」でキャリアメール消える それはイヤと嘆く人たち

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高齢の親は「結構困るはず」

   キャリアメールが廃止されると、知り合いとの縁が切れるかもしれないという悩みも。「お互い電話番号も知らないでキャリアメールだけ知ってる知り合いとかけっこう居たりする」「キャリアメールは中学時代の人から連絡来るかもしれんなので捨てられない」というのだ。

   高齢者がキャリアメールを使い続ける例もあるようだ。J-CASTトレンドの取材に答えた20代男性は、「実家の両親(60代)は何年も前から同じキャリアメールを使っている」と話す。テキストでの連絡手段はメールのみだ。ahamoなどに移行すると、両親は新たな手段へ移行する必要があり、「結構困るはず」と話した。

   総務省「スイッチング円滑化タスクフォース(第5回)」の配布資料によると、「携帯電話会社を乗り換えても継続的にキャリアメールが利用できるのであれば、そのサービスを利用したいと思いますか」という質問に、74.1%が「利用したい」と回答した。需要はあるようだ。

   こうしたニーズを受け、総務省は通信会社を変更してもそのままキャリアメールを使えるようにするサービスを提案。「全ての利用者に対して提供可能な環境を実現することが望ましい」ことから、「ahamo」などの新料金プランでもキャリアメールが利用できるようにするべきとの方向性を示している。

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