ヤマトホールディングスが2021年4月1日から、企業のシンボルマークの「クロネコマーク」を変更する。
1957年の制定以来、64年間変えることなく使用されてきた。今回が初のデザイン変更となる。ツイッターには戸惑いの声も上がっている。
新デザインで変わった点は
親ネコが大切そうに子ネコを口にくわえて運ぶ、おなじみのイラスト。ヤマトの発表資料によると、このマークは「安心・丁寧」のシンボルとして、客から信頼が得られるよう、全社員で大切に育んできたという。
新デザインでは、ネコを囲む黄色の円が大きくなり、黒い線が無くなった。そのほか、親ネコのしっぽや耳の形などを微調整。ただ、親ネコが子ネコを運ぶ姿は変わらない。同社は変更を「日々重ねてきたサービスをさらに進化させていく意思の表明」としている。
ツイッターには「シンプルで好き!」、「カッコイイじゃん」と好感をもつ人がいる一方、「前の方が『運んでる感』があって良かったな」、「変えないでほしかった」との投稿も。長年親しまれてきただけに、戸惑いも大きいようだ。