パソコンおよびスマートフォンなどの周辺機器を手がけるバッファロー(名古屋市)は、フラッグシップモデルの無線LANルーター「WXR-6000AX12S」を2021年3月上旬から順次発売する。
高速通信を安定発揮できる各種機能
「Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)」に対応。64ビット・2.2GHzの4コアプロセッサーを搭載し、「Wi-Fi 6」のパフォーマンスを安定的に発揮するという。
帯域幅の異なる端末(80MHz/160MHz)に対し、それぞれのパフォーマンスを同時に最大化する8x8外付けの独自アンテナ「デュアルスタックダイポールアンテナ」を装備。設置環境に応じてアンテナの配置を調整し、通信環境の最適化を実現する。
「Wi-Fi 6」対応端末の通信速度や安定性を高め、離れた距離でも安定通信が可能な「8x8 ビームフォーミング」に対応。死角の少ない快適な通信が行える。
そのほか、近距離通信を高速化する「1024QAM」、帯域分割により複数の端末の同時通信時でも高速化・低遅延の「OFDMA」、空間を多重化し複数の端末と同時通信することで高速化する「MU-MIMO」、スマートフォン/タブレットのバッテリー消費を抑える「TWT」などの機能を備える。
有線LANはWAN/LANともに「10GbE」に対応。4K/8K映像のネット配信やeスポーツなど高速インターネットを要するサービスも利用できる。
「ネット脅威ブロッカー プレミアム」が1年間無料で利用できるライセンスが付属。家庭内のスマート家電の不正な遠隔操作やDoS攻撃、マルウェアなどによるパソコン内のデータなどの個人情報流出を防ぐ。
インターフェイスはWANポート×1、LANポート×4(最大10Gpbs×1、最大1Gbps×3)。USB 3.2 Gen1 Type-A×1。LANケーブル(2メートル)、ACアダプターが付属する。
価格はオープン。