米アップルの「アイフォーン」(iPhone)と、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」(Android)を搭載したスマートフォン(スマホ)。言わずと知れたスマホの「2強」だ。
日本では、後発のアンドロイド搭載機がシェアを増やしていった2010年代前半ごろから、「iPhoneとAndroidのどちらがいいか」をめぐりインターネット上で議論されていた。そして2021年、令和の時代になっても、ツイッター上では使用機種をめぐる「マウント合戦」が終わっていない。
日本のiPhoneシェアは海外より高い
iPhoneには「iOS」、Androidのスマホには「Android OS」という基本ソフト(OS)がそれぞれ搭載されている。スマホでiOSを積むのはiPhoneだけなのに対し、Android搭載端末は多種多様だ。
日本では、iPhoneが高い人気を誇っていた。調査会社カンター・ジャパンが発表した2013年9~11月のスマホ販売シェア調査結果によると、日本はiPhoneが69.1%を占めていた。Androidの30%を圧倒する結果だ。
それから約7年、シェアの割合には変化が起きつつある。英国にあるカンター・ジャパンの本社KANTARによると、2020年11月時点での日本におけるAndroidの利用率は57.1%で、iOSの40.3%を上回った。
それでもAndroidの利用率は、中国で86.7%、イタリアでは83.3%、ブラジルでは93.3%と高水準にある。日本ではいかにiPhoneユーザーが多いのかがわかる。
世界的にみればAndroidユーザーが非常に多い。しかし、ツイッターではなぜか「Androidはダサい」との書き込みが今も見られる。中でも、Androidユーザーがツイッター投稿した際の表示に、こんな嘆きが。
「やっぱり、Twitter for Android は、ダサいと思ってた」