「鬼滅の刃」アカデミー賞への道 ジブリを超え打倒ディズニー&ピクサーだ

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   「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が、第93回米アカデミー賞の「長編アニメーション部門」にエントリーされている。正式ノミネートの条件を満たすために2021年2月26日から7日間、米フロリダ州マイアミの劇場で限定上映されると、TBS NEWSが報じた。

   「長編アニメーション部門」が加わったのは第74回からと、比較的新しい。日本の作品が過去に何度もノミネートされたが、オスカーを獲得したのは。

  • 第93回米アカデミー賞の「長編アニメーション部門」にエントリーしている「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」
    第93回米アカデミー賞の「長編アニメーション部門」にエントリーしている「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」
  • 第93回米アカデミー賞の「長編アニメーション部門」にエントリーしている「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」

ジブリは何作もノミネート

   同部門での受賞作を最初から見てみた。約20年の歴史の中で、アカデミー賞を受賞している日本映画は、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」(第75回)のみ。ノミネート作品まで広げると、以下の通りだ。

・ハウルの動く城(第78回)
・風立ちぬ(第86回)
・かぐや姫の物語(第87回)
・思い出のマーニー(第88回)
・レッドタートル ある島の物語(第89回)/日本、フランス、ベルギーの3か国による合作映画
・未来のミライ(第91回)

   細田守監督の「未来のミライ」を除いて、全てスタジオジブリ作品となっている。ノミネートされるだけでも相当高い壁だということがわかる。

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