新型コロナウイルスに感染していた九重親方(44)=元大関千代大海=が2021年2月18日、デイリースポーツやスポーツ報知の取材に応じ、闘病体験を語っている。その中で親方は「感染したらたばこ吸っている人はすごい悪くなるから」と、「喫煙」が悪影響を及ぼすことを強調、インターネットなどでは改めて新型コロナとたばことの関係に注目が集まっている。
一時は肺が真っ白に
親方は1月18日に検査で陽性と分かった。その後、肺炎になり重症だったことを明かした。現在は後遺症もないというが、一時は声も出せない状態で、肺が真っ白になるなど深刻な病状だったという。
「最初はけろっとしているんですよ。何にもどこも悪くないし、何かちょっとのどが痛いなとか、鼻が乾くなという程度なんですよ。そこからたばこを吸っている人は、コロナの終わりかけに肺炎になる、そこで亡くなる人もいるし。だからコロナになって2週間後に死んだというのは最後の方に肺炎になって亡くなる。これは身を持って分かったから」とデイリースポーツの取材に語っている。
親方自身は自分が喫煙者かどうか明らかにしていないが、「喫煙」のリスクを痛感したようだ。
記事が掲載されたヤフーには、「こういった実体験を話してもらえると、よりコロナの怖さがわかる」「若いひとは重症化しにくいと聞きますが、最近の若い人はタバコを吸う人が少ない。それも関係あるのかな?と、親方の話を読んで思いました」「角界は意外にも喫煙率高いと思うが普通じゃないカラダに糖尿も多い。心疾患を予防するためにも禁煙を広めて欲しい」などのコメントが出ていた。