松たか子さんが松田龍平さんと共演する新ドラマ、脚本は坂元裕二さん――。
ツイッターではこの顔ぶれを知って、2017年放送のドラマ「カルテット」(TBS系)の続編かと期待する人たちがあふれた。さて、その中身は。
恋の続きに期待したファン
新ドラマは、「大豆田とわ子と三人の元夫」(フジテレビ系)で、2021年4月スタートだ。岡田将生さん、お笑いトリオ「東京03」の角田晃広さんも出演する。松さん演じる「大豆田とわ子」が、3人の元夫たちに振り回されながらも奮闘するロマンティックコメディー。
「ぱっと見カルテットの続編かと思ったよ」
松さんと松田さんの共演に、ツイッターではこんな書き込みが続出している。「カルテット」は、アマチュア演奏家の30代の男女4人が軽井沢で共同生活を送りながら、練習を重ね人前での演奏を目指す「大人のラブサスペンス」。癖のある4人の主要キャラクターを、松さん、松田さん、高橋一生さん、満島ひかりさんが演じた。松田さんは松さんに片思いする男性役だった。
「カルテット」は、かねてから続編を希望する人が多かった。今回再び2人が共演となり、この恋の「続き」が見られるのでは、と期待した人もいたようだ。
有村架純と菅田将暉も
実は、脚本を担当する坂元さんが手がける作品には、同じ俳優が起用されることは珍しくない。
「カルテット」に出演している高橋一生さんは、同じく坂元さんが手がけた2013年放送のドラマ「Woman」(日本テレビ)や、14年放送のWOWOWのドラマ「モザイクジャパン」にも登場。満島さんも「Woman」で主演を務めたほか、11年放送「それでも、生きてゆく」(フジテレビ)にも出演している。さらに、2人は坂元さん脚本の朗読劇にも出演経験がある。
坂元さんは、現在大ヒット中の映画「花束みたいな恋をした」の脚本も書いている。ダブル主演を務める有村架純さんと菅田将暉さんも、過去に「坂元ドラマ」に出演経験がある。有村さんは16年放送の「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(フジテレビ)、菅田さんは15年放送の「問題のあるレストラン」(フジテレビ)だ。