バブル期以来の株価3万円時代 「恐怖指数」はどうなっているのか

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先行きは不透明

   株価は景気や業績だけに左右されるわけではない。『日経平均が1日1000円暴落する相場で勝つ投資術』(日本経済新聞出版社)によると、「超低金利下では市場心理が相場を大きく左右する」「市場心理は恐怖指数で読む」のだという。

   同書は、日経平均VIの数値が25ポイントを上回ってくると、投資家心理が悪化している一つの目安になると指摘する。

   では近年の日本の恐怖指数はどうなっているのか。サイトと調べると、2020年2月段階では20を下回っていた。それが、コロナ禍が拡大したことで急上昇、3月17日には56.41という数字が出ていた。前日は60を超えており、株価は一気に下落した。

   その後は次第に落ち着きを取り戻し、年末には一瞬20を下回ったが、21年に入って緊急事態宣言で28を超えるまで上昇、2月18日段階では23~24あたりになっている。まだまだ先行きは見通しにくい状態のようだ。

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