日経平均が3万円台の大台に乗るなど、株式市場がにぎわっている。ネット証券も含めた証券各社の口座数はこの1年間で大幅に増加した。コロナ禍に見舞われる中で、株価の高騰はまだ続くのか――。目安になるのが「恐怖指数」だ。
「日経平均ボラティリティー・インデックス」で見る
「恐怖指数」とは何か。資産運用会社「三井住友DSアセットマネジメント」のウェブサイトによると、シカゴ・オプション取引所が算出・公表しているVIX指数(Volatility Index)のこと。相場に対する先行きの警戒感といった投資家の心理を反映するため、「恐怖指数」と呼ばれている。
通常は10~20の間で推移し、20を超えると強い警戒感を示すとされている。日本の「日経平均ボラティリティー・インデックス(VI)」(日経平均VI)などの指数もVIX指数同様に恐怖指数といわれている。「日経平均プロフィル」というサイトに掲載されているので簡単にチェックできる。