ソフトバンクの携帯電話ブランド「ワイモバイル」が、2021年2月18日から新料金プラン「シンプルS/M/L」を提供する。新プランでは家族割引が従来の500円から増額され、2回線目以降が1回線あたり1080円割引となり、シンプルSは3ギガバイト(以下、ギガ)で1980円が900円に、シンプルMは15ギガで2980円が1900円に、シンプルLは25ギガで3780円が2700円という衝撃的な料金となる。しかも基本使用料がずっと変わらず、データ容量にあわせて最適なプランを選べるのが魅力だ。
数多くの料金プランや情報があるなかで、「結局どこがお得かわからない」と悩む人は多い。ネオマーケティングが21年2月10日~12日にかけ、全国15歳~79歳のスマホユーザー2700人を対象に実施した「スマートフォンの料金に関する調査」を踏まえつつ、「シンプルS/M/L」のメリットを詳しく見ていこう。(表示価格は税抜)
離れて暮らしていてもOK、「家族割引」
調査項目のひとつは、「同じスマホキャリアを利用している家族」(複数回答)。すると、65.7%にのぼることがわかった。「どんなスマホ割引プランを利用しているか」(同)については、「家族割引(43.1%)」が最多回答に。多くのユーザーが家族と同じスマホキャリアを使い、家族割引を利用している図が浮き彫りになった。
ただ、年末年始にかけて発表されたNTTドコモ「ahamo」など大手キャリアのオンライン専用ブランド、楽天モバイル、ワイモバイル、UQモバイルの新プランの中で、家族割引で基本使用料が割引となるのはワイモバイルのみ(2月17日現在)。新プランの「シンプルS」なら、以下の割引により「3ギガ900円」という衝撃的な価格で利用できる。
・シンプルS基本使用料1980円
・家族割引で、2回線目以降が1台あたり-1080円
ワイモバイル新料金プラン「シンプルS/M/L」
※1 家族で複数の回線を、指定料金プランで契約すると「家族割引サービス」により2回線目以降の各基本使用料が毎月1080円の割引になる(最大9回線まで)
ワイモバイルの家族割引は、離れて暮らす家族でも利用でき、親等数の制限もない。また同住所(生計を同じくしている)なら、婚姻関係がないパートナーでも利用できるため使いやすい。家族と同じスマホキャリアを使っているなら、家族割引を頼らない手はない。(別途確認書類が必要)
店舗で申し込みでき、自分に合ったプラン探せる
ネオマーケティングの調査では、毎月の平均通信量(使用ギガ数)も単数回答で聞いている。最も多いのは「3ギガ以下」で、62.6%を占める。さらに「今後のデータ通信量がどれくらいに増えると思うか」を同じ2700人に質問したところ(単数回答)、「今とあまり変わらない/増やす予定はない(74.9%)」が最多となった。ahamoなど大手キャリアのオンライン専用プランは20ギガ近くの大容量を使うユーザーにとってはコスパが良いが、6割以上のユーザーには3ギガのプランでも十分なのかもしれない。
毎月の使用ギガ数
また、スマホは契約時の対応や故障時のサポート体制なども重要だ。例えば同調査内の「スマートフォンの契約場所」に関する質問の結果(単数回答)では、「キャリアの直営店(47.5%)」、「家電量販店などのカウンター(11.0%)」、「街の携帯ショップ(キャリアの直営店以外・3.4%)」と、実店舗で契約したいと思っている人が、「オンライン経由での契約希望者」より多いことが示されている。
また購入後のアフターサポートについても故障時(53.6%)、初期設定時(44.9%)などの場面で多くの人が店頭でサポートを受けたいと回答オンライン専用のブランドや少数のショップのみでしかアフターサポートを受けることが出来ないキャリアに対し、全国1000店舗のショップを展開しているワイモバイルの安心感は大きい。
ワイモバイルの「シンプルS/M/L」は、店舗で申し込みができる。さまざまな機種を試しつつ、データ使用量などと相談して自分にぴったりのプランを選んでみてはどうだろうか。(ワイモバイルショップ来店の際はワイモバイル公式ウェブサイトより事前予約が必要)