「Microsoft Teams」不具合で会議できない ネットインフラはリモートワークの命綱

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AWS、「Gmail」でも昨年障害発生

   コロナ禍でリモートワークが広がっている今日、各種オンラインサービスや、これを支えるサーバーはいわば業務の上で命綱だ。一度つながらなくなると、仕事に支障をきたすことは多い。そして、実際に昨年以降何度か起きている。

   20年9月、マイクロソフトは、同社の各種サービスとクラウドコンピューティングサービス「Azure(アジュール)」で認証エラーが発生する可能性があると告知した。実際に欧米で警告マークが表示され、世界的規模の障害となった。この際もTeamsや、電子メールソフト「Outlook」などが利用できない状態になり、業務に影響が出た人が増出した。

   11月には、米アマゾンのクラウドサービス「AWS」(アマゾン・ウェブ・サービス)の複数のサービスで障害が発生した。AWSを導入している企業は世界中にあり、いまや各種クラウドサービスの根幹を支えるともいえる。

   このときも、ツイッターには「家で会議中に突然照明が消えた・・・手が離せなくて真っ暗な中で会議を続けて、よくあるハッカーとかのイメージ写真みたいだった」、「外部へのメール送信が出来ない」など、業務上での打撃に悲鳴があがった。

   米グーグルのシステムでも12月、大規模な障害が発生した。メールサービス「Gmail」や動画サイト「ユーチューブ」、地図サービス「グーグルマップ」が一時的に利用できなくなった。日本時間で夜21時台に生じたため、多くが仕事に影響は出なかったものの、中には「Googleシステム障害で仕事できないから帰る」と、切り上げて帰宅を余儀なくされた人も複数いた。

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